からくりからくさ (新潮文庫)
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レビュー
からくりからくさ (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: ファンタジーか、因縁話か
【コメント】: 「からくりからくさ」というネーミングから、大島弓子風な、さらさらと流れる、しかし、そこはかとなく悲しいお話かと思い、読み始めました。
古い家、機織や染色の制作に励む女性たち、野草を摘んで味噌汁の具にするところまでは、うんいいかんじと思っていました。映画「蜂蜜とクローバー」みたいな美大を背景にした恋と友情の話に発展していくような雰囲気もあった。でも、彼女たちの祖先が複雑にからまりあって、...
からくりからくさ (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 魂の奥深く懐かしい世界
【コメント】: ちょっぴり怖くて懐かしく、足を踏み入れたら最後読み終わるまで抜け出せない不思議な世界。
『西の魔女が死んだ』から梨木作品に入った私はそこに出てくる魔女のおばあさんの伝える”おばあちゃんの知恵”に惹かれたが、ここでもその類のものが披露されているのも魅力。
登場人物の女の子達の姿に、女の子はこうありなさいという、著者のメッセージがこめられているようで、女の子の年齢はとうに過ぎ...
からくりからくさ (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 心の奥に静かな潤いを感じることのできる佳品
【コメント】: 二十歳過ぎになった蓉子と、亡きおばあさんの家に下宿人として
一緒に同居することになった同年代の女性3人達を描いている。
テーマ・モチーフ・内容・展開と、女性の目線から女性らしい切り口で切々と描写されている本作は、
乾いた心の奥底に静かに潤いを与えてくれるような佳品。
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