さまよう刃 (角川文庫 ひ 16-6)
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レビュー
さまよう刃 (角川文庫 ひ 16-6)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 「手紙」と対を成す作品
【コメント】: 同氏の「手紙」が犯罪者の身内の視点から描かれた作品であるのに対し、この作品は被害者の身内の視点から描くということで作品としては対を成すものです。
もっとも「手紙」は最終的に感動させるストーリー展開であるのにこちらはひたすらやるせない気持ちにさせる作品です。少年犯罪と加害者の人権を守る法律という光市の母子殺害事件を彷彿とさせる筋立てで読後感は余りよくありません。
ただし自分が同様の立場...
さまよう刃 (角川文庫 ひ 16-6)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 復讐
【コメント】: 東野圭吾らしい重厚で主人公の心理を中心に描写した作品。
実社会でも起こっている非常におぞましい犯罪の被害に自分の家族があったら私も復讐を考えるだろう。
全く関係ない他人の自分勝手な嗜虐性により汚された被害者にもちろん罪は無く、それに反するかのように自らに罪の意識をかけらも感じない加害者の人権を認める必要があるのか?、ましてなぜ更生させなければならないのか?
主人公を追う刑...
さまよう刃 (角川文庫 ひ 16-6)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 自分が同じ立場なら…
【コメント】: 被害者の家族なら誰もが考えることだと思う。現在の司法制度の問題である、被告の更生に重点を置き、被害者の気持ちがないがしろにされてしまうところを問い詰めた読み応えがある作品だった。自分が同じ立場なら…と誰もが考えさせられる作品であるが、やはり答えはでないだろう。犯人の情報を密告した刑事も、被害者に同情し犯人を憎むからこその行動であって、刑事といえども一人の人間なのである。この小説で特筆すべき点は、...
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